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H29の春。小弓の庄庭園6種5本のサクラめぐり 記録動画を撮りました   (2017.04.07.)


 小弓の庄の庭園には5種5本の桜の木があります。平成29年4月上旬のサクラの開花状況を記録する思いで、記録動画と撮りました。
 5種5本のサクラたちは、開花時期順にエドヒガン、ソメイヨシノ、吉野サクラ、オオシマサクラ、そしてシダレサクラです。
 伝え聞くところでは、エドヒガン桜を母とし、オオシマサクラを父として、園芸品種:ソメイヨシノに改良され、一代交配のソメイヨシノは種子で増やせず、枝の挿し木で大量に育苗された。
つまりはクローンの園芸品種であるが故、一つの地域の気候、地温などから開花時期が決まる要因がまったく同じ。ソメイヨシノの桜並木がいっせいにそろって花咲くなぞを解くヒントはここにあるようです。
 小弓の庄のシダレサクラは、小弓の庄が移築開館した折、つまり20年ほど前に植樹された桜木です。品種・由来は不詳です。
 昨春、奈良県吉野山ゆかりで篤志家から寄贈を受けた「吉野桜」の若木がさっそく花を付けてくれました。5種5本のサクラが勢ぞろいして小弓の庄庭園を豊かに楽しませていただいております。ありがとうございました。
小弓の庄庭園サクラめぐりの記録動画は次のサイトでご覧いただけます。

犬山市羽黒地区「小弓の庄」
犬山市羽黒地区の、まちつくり・むらおこしの地域活動拠点が「小弓の庄」です。
この地方は奈良・平安時代には藤原氏の荘園で「小弓が荘(庄)」と呼ばれた。東に八層の森・入鹿池・尾張富士を仰ぎ、五条川・半の木川の水に恵まれています。弥生の時代から水田稲作文化が育まれ、竹林・里山の恵みも豊かな故郷を、子どもたちにつなぐ思いを綴ります。
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