*
小弓の庄企画運営委員会は、ことしも視察研修会を行ないました。
ことしは 揚輝荘聴松閣と
古川美術館 分館 為三郎記念館などです。
まずは覚王山 日泰寺へ。
徒歩数分で揚輝荘北園へ (北園のみなら入場無料)
揚輝荘は 大正7年(1918)から昭和12年(1937)にかけて
㈱松坂屋の初代社長・伊藤次郎左衛門祐民によって、
新築された別邸。
ボランテイアガイドさんから 故事来歴、見どころなどを
思わずぐいぐい引き込れながら 解説いただいた。
つづいて南園:聴松閣へ
当時発展いちじるしい名古屋で
各界の要人や文化人が往来する迎賓館、であった。
*
*
昼食後、西へ下って10分ほどにある古川美術館へ。
お目当ては、別館(古川)為三郎記念館。
昭和9年(1939)に創建された為三郎記念館。
数寄屋建築の「為春亭」と日本庭園。
その中に静にたたずむ茶室「知足庵」
犬山城下の国宝「如庵」に想を得た茶室を眺めながら、
一服のお茶のひとときを愉しみました。
小弓の庄も 復原開館15年を迎えました。
建築後100年有余の風格を 少しは取り戻して
羽黒の地の景観となりました。
この後、園庭を含めてこの地の風景になって、
末永く親しまれ、使われて行ってほしい・・と。
(㋨)
*