* https://www.youtube.com/watch?v=AcUiHNJv9Os
平成29年11月19日(日曜日)小弓の庄で 紙芝居=郷土伝説「おがせ池・龍女ものがたり」の上演会を開催しました。
羽黒コミュニテイ文化部会さんの仲立ちで、小弓の庄が自主企画事業で開催しました。
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各務原市各務おがせ町の「おがせ池」の龍神伝説をテーマにした紙芝居「遠いむかしのお話『おがせ池・龍女ものがたり』」(上演時間約20分)の紙芝居上演会を開催しました。
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「おがせ池」は1200年以上前の奈良時代に一夜でできたとされ、「龍神がすみ、龍宮城の入り口がある」との伝説があります。
また尾張地方に伝わる「山姥物語」伝説では、傷ついたあと姿を変えた大蛇が「おがせ池」にたどりついたと語られます。
今回の紙芝居の筋書きでは、もともとおがせ池の龍女が山姥に姿を変えて本宮山に出向いていたが、傷ついておがせ池に帰ってきた、とのことでした。
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この紙芝居は、昨年秋ごろからことし春にかけて、隣りまち各務原市の各務地区社会福祉協議会(会長・沢井安直さん)委員や地元の舞台絵師など皆さんで制作されたもの。
このほかに「壬申の乱の英雄・村国男依」や「古墳時代の土器・須恵器」など地域の歴史や文化をとりあげた紙芝居も制作されている。
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上演していただいたのは、この各務地区社会福祉協議会委員を中心にしたメンバーのみなさんです。
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上演終了後には、各務地区社会福祉協議会の制作・上演スタッフの皆さまと、御来場の皆さんとの「茶呑み座談会」をもちました。
おがせ池に住む鯉のすがた問答もあり、山姥に遭遇した福冨家や梶原内七人衆のルーツと暮らしの話しにも及びました。
制作の意図・ご苦労話や、各務地区各地の「地域ふれあい広場」などへの紙芝居の出前上演会の様子を語られました。
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上演会と交流会を合わせて、苧ヶ瀬、鵜沼と羽黒、大口などとの歴史・文化のつながりの深さを再確認できたのであります。
総勢50名ほどのご来館・ご鑑賞に御礼申し上げます。
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紙芝居上演会の様子は、つぎの記録動画でご覧いただけます。
(紙芝居上演チームのご厚意によりネット公開のおゆるしを得て、公開させていただきました)
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